こんにちは!白川です。
突然ですが、ハイローオーストラリアのトレーダーのみなさんは『移動平均線』を使っていますか?
そこで今回は、「移動平均線とは何か?」「移動平均線を使ったハイローオーストラリアの攻略方法」について解説します。
Contents
ハイローオーストラリア初心者必見!移動平均線の基本のキ

「移動平均線ってなんだったっけ?」というハイローオーストラリア初心者のために、まずは移動平均線の基本をおさらいします。
移動平均線とは・・・
グランビルの法則で知られるアメリカのJ・E・グランビルが発明したテクニカルチャートで、ある期間の終値の平均をつなぎ合わせて線にした指標です。
ローソク足と併用され、相場の強さやトレンドの向きを視覚的に把握することができます。
移動平均線は、自分で平均を取る期間(日数)を設定して使う指標ですが、平均を取る期間をどのように設定するかで見れる情報が変わってきます。
例えば、5分おきといった短い期間で見る平均線なら「直近の動き」が、25日といった長い期間で見る平均線は「これからの動き」を予想するのに使います。
移動平均線のポイントをまとめるとこんな感じです。
- 移動平均線とは、ある期間の終値の平均をつなぎ合わせた線
- 移動平均線をみることで、相場の強さやトレンドを把握できる
ハイローオーストラリアするなら知っておきたい4種類の移動平均線

移動平均線にはいくつか種類がありますが、ハイローオーストラリアをする上で役に立つものを厳選すると次の4つになります。
- 単純移動平均線(SMA)
- 加重移動平均線(WMA)
- 修正移動平均線(MMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
単純移動平均線(SMA)
単純移動平均線(SMA)は、ある期間の終値を平均化したチャートのことで、最も一般的な移動平均線です。
例えば、5日であれば5日分の終値を合計し、5で割った値が移動平均の値になります。
加重移動平均線(WMA)
加重移動平均線(WMA)は、直近の価格を平均化したチャートです。
単純移動平均線に比べて、直近の値に比重が置かれ、敏感に反応します。
修正移動平均線(MMA)
ある期間の終値を平均化する際に、過去の修正移動平均の値を含めて平均化します。
例えば、5日であれば過去4日分は前回の修正移動平均値を用い、直近1日分を足して5で割った値が修正移動平均線の値になります。
特徴としては、単純移動平均線に比べてなめらかなプロットになります。
また、過去の修正移動平均線を使い続けるので、過去全期間のトレンドを含んだチャートになります。
指数平滑移動平均線(EMA)
指数平滑移動平均線(EMA)は修正移動平均線と同様の計算をしますが、違うのは直近1日分の比重が重い点です。
そのため、修正移動平均線より直近の値に敏感になります。
移動平均線は、期間をどう設定するかによって見れる情報が違ってくるので期間の設定は大切です。
そのため、設定期間によっても呼び方が違います。
それぞれの設定期間はだいたいこんな感じです。
- 短期線:5・10日
- 中期線:20・25・75日
- 長期線:100・200日
ハイローオーストラリアで移動平均線を使ったトレンドの見方

続いて、「移動平均線がどうなったら、何が言えるのか?」を解説します。
移動平均線は1本からでも分析に使えます。
先ほど紹介した短期線・中期線・長期線の3本までを使ったトレンドの見方を見ていきましょう。
移動平均線1本で何が分かる?
最も単純な見方ですが、ローソク足が移動平均線の上にあるか下にあるかを見るだけでも分かることがあります。
- ローソク足が移動平均線よりも上にある⇨上昇相場
- ローソク足が移動平均線よりも下にある⇨下落相場
これは、主に短期線で確認します。
また、中期線の傾きが横ばい、または緩やかな場合は「レンジ相場」を表します。
移動平均線2本で何が分かる?
次は、短期線(5日)と中期線(75日)を使った見方です。
短期戦と中期線の2本は、次のような活用の仕方があります。
【ゴールデンクロス】
ローソク足または短期線が中期線を上抜けしたタイミング。
上昇へのトレンド転換を示唆しています。
【デッドクロス】
短期戦が中期線を下抜けしたタイミング。
下落へのトレンド転換を示唆しています。
移動平均線3本で何が分かる?
移動平均線のチャートが上から、短期線⇨中期線⇨長期線の順番になった場合は、強い上昇トレンドを示しています。
ただし、中期線・長期線の傾きには注意が必要です。
傾きが逆張りや横ばい、なだらかである場合はダマシの可能性があります。

ハイローオーストラリアで移動平均線を使う際の設定方法

ハイローオーストラリアのチャートに移動平均線を設定することはできません。
そのため、別のサービスで設定してその画面を見ながらハイローオーストラリアで取引する必要があります。
そこで、無料で利用できて、非常に便利な分析ツールである「MT4」に移動平均線を設定する方法をご紹介します。

MT4で移動平均線を設定しよう!
まず、MT4を起動します。
下図のような画面が表示されるので、ツールバーから「挿入」⇨「インジケーター」⇨「トレンド」⇨「moving average」の順でクリックししてください。

すると設定画面が表示されるので、ここで「期間」を設定します。

設定して「OK」ボタンを押したらチャート上に移動平均線が表示されます
2つ目の平均線を表示させるときも同じ手順で設定を行います。
移動平均線を使ったハイローオーストラリア攻略法その1

それでは、実際に移動平均線でどのようにハイローオーストラリアを攻略するのか見てきましょう。
まずは、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」を使った攻略法です。
ゴールデンクロス
ゴールデンクロスとは、ローソク足や短期線が中期線を上抜きした時でしたね。
ゴールデンクロスでは上昇トレンドが予想されるので、HIGHでエントリーします。
デッドクロス
デッドクロスとは、短期線が中期線を下抜けする時でしたね。
デッドクロスでは下降トレンドが予想されるので、LOWでエントリーします。
ちなみに、移動平均線がクロスしても相場があまり大きく動かないこともあります。
そのため、移動平均線で攻略するときは入る前にトレンドとその強さを確認する必要があります。
移動平均線を使ったハイローオーストラリア攻略法その2

次に、「移動平均線」と「ローソク足」を使った攻略法を解説します。
移動平均線とローソク足の関係について再度おさらいしておきましょう。
- 移動平均線より上にローソク足があると相場は上向き
- 移動平均線より下にローソク足があると相場は下向き
このことから、
- ローソク足の位置が移動平均線の上に出ると上昇トレンドへ転換するのでHIGHでエントリー
- 逆に下に出ると下降トレンドなのでLOWエントリー
というような使われ方もします。
もう一つ押さえておきたいのが、移動平均線はその時点での平均的な購入レートを意味しているということです。
つまり、移動平均線よりもローソク足が上にあると、現在の価格はこれまでの平均取得価格を超えているということになります。
そのため、この時点でポジションを持っている人は、含み損がある状態でみんな儲かっている状態なので、強めの相場です。
したがって、移動平均線より上にローソク足があると相場は上向きと考えられます。
一方、ローソク足が移動平均線の下に回ると平均線的にはみんな含み損がある状態なので、売られやすく、ここでトレンドが転換するとも考えられるのです。
ここからが本題です。
下の画像を見てください。

一時的に下がっても、すべて下ヒゲとなりトレンドが終わるまで平均線の下に回っていません。
つまり、移動平均線まで落ちてきたところでHIGHでエントリーすれば勝てるということです。
このように、移動平均線はトレンドラインのようにサポートまたはレジスタンスとして機能します。
しかも、移動平均線はトレンドラインと違い、リアルタイムのレートから計算され、自動でラインが引かれ、ラインの引き方に失敗することがないのです。
さらに、移動平均線は多くの人が見て参考にしています。
つまり、市場参加者が意識しているラインなので、サポートやレジスタンスとして機能しやすいのです。
まとめ
移動平均線を知っているだけで、かなり根拠がある取引をできるようになります。
プロも活用している指標なので、まずはしっかりと覚えておきたい指標の1つでしょう。
移動平均線は奥が深い指標です。
その意味をきちんと理解し他の指標と併用すれば、トレンドを正確に把握することも可能になります。
そのためにも、初めの一歩である移動平均線を使ったエントリーポイントの見極めをできるようになりましょう。
デモ取引で移動平均線を使った練習をするのもおすすめですよ。

白川です。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
日本の先行きが不透明になった今だからこそ、ハイローオーストラリアで自分の資産を少しずつ増やしてみてませんか?
私は将来の貯蓄のため、会社員をしながらハイローオーストラリアで副業しています。
ハイローオーストラリアを始めたのは2018年からなので、後発組で最初は稼げるかどうか不安でした。
しかし、2021年現在、月に10~30万ほどの安定した収入を得ています。
最初は不安もあると思いますが、ハイローオーストラリアは初心者にもわかりやすい投資です。
今後はライン@でのグループコンサルを行う予定ですが、ハイローオーストラリアについて不安のある方は私に直接聞いていただいて構いません。
私のハイローオーストラリアの攻略法『白川術』をお伝えさせていただきます。