こんにちは!白川です。
FXで使われるテクニカル指標の『バンドウォーク』というものをご存知ですか?
そこで今回は、バンドウォークについておさらいし、ハイローオーストラリアでの使い方について解説します。
ハイローオーストラリアでも使えるバンドウォークとは
バンドウォークとは、ボリンジャーバンドといわれるバンドに連続してローソク足がタッチしている状態のことです。
ハイローオーストラリア初心者の中には、「ボリンジャーバンドを使ったことがない」「そもそも知らない」という人もいるでしょうから、ボリンジャーバンドについても解説しておきますね。
ボリンジャーバンドはトレンド系インジケーターの一つです。
上昇下降トレンドやレンジ相場を見つけるのに使ったり、ローソク足がバンドにタッチした時を狙って逆張りでエントリーする際に用いられます。
ボリンジャーバンドは、中央にある移動平均線と統計学の手法を用いて導いた上下に2本ずつの標準偏差というバンドで構成されています。
【ボリンジャーバンドの構成】
- 中心に過去N日間の単純移動平均線(通常20日間)
- 上部に単純移動平均線+標準偏差(σ)
- 下部に単純移動平均線-標準偏差(σ)
上図では、移動平均線の上部に2σおよび3σ、下部に-2σおよび-3σを表示させています。
そして、相場が正規分布である場合は、ローソク足の終値が以下の確率で各バンド内に収まるとされています。
- ±1σの範囲内に収まる確率:68.27%
- ±2σの範囲内に収まる確率:95.45%
- ±3σの範囲内に収まる確率:99.73%
ボリンジャーバンドの基本的な使い方
まずは、バンドウォークとはならない場合のボリンジャーバンドの基本的な使い方に触れておきます。
ボリンジャーバンドでは、『±2σの場合では95.45%』『±3σの場合では99.73%』の確率で終値が各バンド内に収まるんでしたね。
ここから、次のようなことが予測できます。
⇨価格が±2σや±3σの外側に外れた場合は、高い確率で価格が反発してバンド内に戻ってくる
そのため、ボリンジャーバンドに触れた時点で逆張りでエントリーすると勝つ確率が高くなります。
バンドウォークでハイローオーストラリアでは順張りでも攻められる
レンジ相場では、ボリンジャーバンドにタッチして価格は戻ってくるのですが、強いトレンドが発生すると話は変わってきます。
もし強いトレンドが発生した場合は、ハイローオーストラリアでも順張りのチャンスとなります。
急激なトレンド発生時は、下の図のように連続でボリンジャーバンドにタッチしても反発せずに価格が上昇する「バンドウォーク」が現れます。
バンドウォークを見極める4つの方法
ここまでの解説で、ボリンジャーバンドを使って取引する際は、価格が反発するかバンドウォークが発生するかを見極める必要があることは理解できると思います。
そこで、バンドウォークが起こる確率が高い4つの予兆をご紹介します。
- レンジ相場でのラインブレイク
- スクイーズが発生した時
- ボリンジャーバンドが開いた時
- 経済指標の発表前後
①レンジ相場でのラインブレイク
高値付近と安値付近に水平線を引きます。
ローソク足がその水平線をブレイクした時がバンドウォーク発生の一つのサインになります。
特に、ブレイクする前のレンジ相場の期間が長ければ長いほどブレイクした時にトレンドが発生する確率が高くなります。
②スクイーズが発生した時
スクイーズとは…
「収縮」を意味し、ハイローオーストラリアではボリンジャーバンド同士の幅が狭くなった時のことを指します。
スクイーズした際にバンドウォークが発生しやすいという傾向があります。
特に、トレンドラインを引いて逆三角形が描けるような場合は、三角形の先に近づくほどブレイクした時の力は強くバンドウォークが発生しやすくなります。
トレンドラインとは、トレンドを規定している重要な支持線や抵抗線のことで、
- 上昇トレンドの際は支持線(サポートライン)
- 下降トレンドの際は抵抗線(レジスタンスライン)がサポートライン
となります。
③ボリンジャーバンドが開いた時
ボリンジャーバンドの2σ、3σが上下に大きく開いたときもバンドウォークしやすいです。
ボリンジャーバンドが開いた状態を「エクスパンション(拡張)」といい、そのタイミングでバンドウォークが発生する傾向があります。
④経済指標の発表前後
経済指標や要人発言の際も一方向に価格が進みやすく、その分バンドウォークが発生することが多いです。
バンドウォークの際のハイローオーストラリアでのエントリー方法
最後に、バンドウォークが発生した時のエントリー方法と注意点について解説します。
先ほど、バンドウォーク発生時は順張りでもエントリーできると解説しました。
ただ、これはどちらかというとFXの手法なので、慣れないうちはバンドウォークが発生しそうだと予想したらエントリーを控えるようにしましょう。
注意点としては、バンドウォークでも「だまし」が発生することがあるということです。
「だまし」とは、バンドウォークが発生しても、その勢いのまま相場が一方向に進まずに反発することです。
バンドウォークが発生し、トレンドが発生すると思ってエントリーを控えたのに相場が反発したら、チャンスを逃したことになります。
だましを回避する方法としては、次の2つがあります。
- 上位足と同じ方向であることを確認する
- インジケーターによる他の根拠を追加する
上位足と同じ方向であることを確認する
この確認方法では、いつも取引に使っているローソク足の上位足と相場が同じ方向に進んでいるようなら、バンドウォークの信頼性が高いと判断します。
具体的には、普段5分足を見て取引しているのであれば、30分や1時間足でトレンドの方向を確認します。
その上で、5分足でも同じ方向へバンドウォークが起こっているなら「だまし」でない可能性が高いです。
インジケーターによる他の根拠を追加する
もう一つの確認方法は、他のインジケーターも活用して根拠を追加することです。
トレンド系のインジケーターとは、相場の方向性や勢い(強さ)を表したインジケーターのことです。
代表的なものには次のようなものがあります。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- MACD
- ADX
これらのインジケーターは相場の勢いが強くなった時にシグナルがあります。
そのシグナルとバンドウォーク発生のサインが重なると、バンドウォークの信頼性が高いと考えていいでしょう。
まとめ
今回の記事では、バンドウォークの基礎知識とハイローオーストラリアでの使い方を解説しました。
バンドウォークが発生したかどうか見極めるポイントは以下の4つでしたね。
- レンジ相場でのラインブレイク
- スクイーズが発生した時
- ボリンジャーバンドが開いた時
- 経済指標の発表前後
ただ、上の条件に当てはまっても100%ボリンジャーバンドが発生するとは限りません。
他の指標と同様にバンドウォークについても相場の動きを分析して総合的に判断する必要があります。
白川です。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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私は将来の貯蓄のため、会社員をしながらハイローオーストラリアで副業しています。
ハイローオーストラリアを始めたのは2018年からなので、後発組で最初は稼げるかどうか不安でした。
しかし、2021年現在、月に10~30万ほどの安定した収入を得ています。
最初は不安もあると思いますが、ハイローオーストラリアは初心者にもわかりやすい投資です。
今後はライン@でのグループコンサルを行う予定ですが、ハイローオーストラリアについて不安のある方は私に直接聞いていただいて構いません。
私がこれまで培ったハイローオーストラリアの攻略術をお伝えさせていただきます。